今回の集中力講座を開発するにあたり、ご尽力いただいた方は東大教授の西成活裕先生です。
西成先生は、渋滞学の権威として有名な方で、これまでの経験から専門の数学をベースに「集中力」を定義していただきました。
実は、スタート当初、300名の方に「集中力」に関するアンケート調査を実施しました。
その一つに、「あなたが集中できない要因は何だと思いますか?」という問いに対するベスト3の回答は以下の通りとなりました。
1. 何かをしている際に、途中で他事が気になってしまう 【63%】
2. 関連する項目があると、そちらに意識が向いて横道にそれる 【41%】
3. 周囲の物音や人の動きなど外部状況で気が散る 【30%】
これは、多くの方が経験している集中できない要因で、この要因を取り除くことができれば、集中力を保つことができます。では、どのようにすれば良いのでしょうか。
そもそも人は、それほど長い間、集中状態を保ち続けられません。なぜなら私達の脳は、「大変だ・嫌だ」と思うことを避け、楽しむことを好む構造になっているからです。
つまり、このマイナスの意識を避ける事が集中力を保つ秘訣なのです。そこで、次のように休憩時間を設定することで集中力を保つことができます。
例えば、仕事でも勉強でも、まず取り組む時間を20分から30分と決めます。
この時間内は、何があろうとそのことに集中して作業を行います。そして、決めた時間がきたら、作業が途中であったとしても一旦止めて必ず休憩をとります。この休憩をとることがポイントです。
これを繰り返し続けることで、集中力を維持しながら仕事や勉強を継続することが可能になります。
当講座では、集中できない要因をどのようにしたら解決できるかなど、ワークを通してトレーニングしながら「即実践できる集中力発揮のコツ」を身に付けていただくことができます。
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